私の母は、いつでも、食事の際、家族4人分の食事を作るが、自分の分を少なくしたり、誰かがおかわりを欲しがると自分の分を分けてくれた。
私と弟は、そんな母親の「愛情=自己犠牲」に包まれて育ってきた。
母親は、本当に世話好きで、町内や学校の役員なども積極的に引き受ける人だった。
あの人に任せておけば安心、そんな声に母親も支えられていた部分もあったよう。
しかし、立派な母親である彼女はいつも額にシワを寄せて、がまんして、みんなのために、頑張っているために、時々、家族に対してヒステリックになった。
人間なんだから、仕方ない、ともとれるが、思春期の自分には、だったら、外でいい顔するのをやめて、安らかな心になれるくらいのボランティアをすればいい、などと思っていた。そして、一時も早く家から出たかった。
母には母の事情があっただろう、自分が親となった今では、そんな風にも捉えられるようになった。
が、時として、疎ましく思っていた母の行動を無意識にとってしまっていると、子ども達は容赦ない。
要するに、自分さえがまんすれば、みんなが笑顔には、なれないのだ。
自分か真の笑顔になれたなら、みんなも微笑まずにはいられなくなるのだ。
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