3000人近くの社長さん相手にコンサルティングをされてきた経験に基づき、成功している人にはある法則があることに気付かれ、検証した結果や、ご自身の成功体験がわかりやすく紹介されている。

なかでも、私にとって印象的だったのが、量子力学の「すべてのものは素粒子から構成され、それぞれの物質は独自の周波数をもっている」という観点から、すべてのものの周波数を測定できる話の中で、ある感情と物質が同じような周波数をもつというくだり。

いらだち、抑うつー水銀

怒りー鉛

人間関係のストレスー亜鉛

悲しみ、寂しさーアルミニウム　

迷いー鉄　など

実は母親がここ2年ほど、味覚障害になり、今だに完治していないのだが、最初の医者の診断は亜鉛不足。半年ほど亜鉛を接種したが、症状は変わらず。以後、薬を変えたり、辞めてみたりしたけれど、全く効果なし。そして一方、熟年夫婦アルアルだが、ここ数年、父の退職後、一緒にいる時間が長くなることで色々な不平不満がでてきたり、周囲の人間関係にも少なからず影響が出てきていた→人間関係のストレス？！

だとすると、母親の治療薬は亜鉛が✖だったのであれば、人間関係のストレスへの対処をやってみる価値はあるのでは？と思ったのだ。

これに派生して、決められないちゃんの末娘。もしかしたら鉄分欠乏しているのでは？　

早速実験してみたくなった。

本書の中では、個人的にマイナーな部分が気になってしまったが、経営者、これから起業する人から、文字通り”神風”に吹かれてみたい人にはぜひおススメの1冊。

2020.05